2021年10月05日

川口市のブラック校則について 〜下着は白!?〜

ブラック校則、ご存知でしょうか。先月行われた川口市議会において、この問題を取り上げ、川口市教委からはブラック校則を変えていくことについて、概ね前向きな答弁が出ていますので、ご報告です。

ブラック校則とは、合理性や必要性の説明ができない校則を指して使われます。児童や生徒が、なぜ駄目なのかと尋ねた時に、「それが校則だから」「ルールだから」といった論理的な説明のできないものが一つの基準であろうと思います。

一方で、「授業中に騒いではいけない」「廊下を走ってはいけない」など、他人の迷惑になる事を禁止したり、生徒の安全を目的とした校則は必要な校則と言えるでしょう。

2019年12月に私は、私自身で川口市内の中学校と市立高校の校則をすべて読みました。すると、合理性や必要性の説明が出来なそうな校則が結構出てきました。

まず髪型です。例えば、ツーブロック禁止、斜めの前髪禁止、左右非対称の髪型禁止、肩にかかった髪は結ぶ、一つに結ぶ場合の結び目は耳より下、丸めて結ばない、縮毛矯正禁止、ポニーテール・みつあみ禁止、お団子結び・触角禁止。
どれも校則として規定する必要性と合理性があるとは思えません。

次に、下着の規制について、下着の色を白に指定している校則が複数ありました。白の肌着を校則で規定する必要性と合理性はどこにあるのでしょうか。そもそも校則違反をどうやってチェックするのかも大いに疑問であります。

そして、服装の規制について、例えば、カーディガン・ベスト禁止、ひざ掛けは不要物、ストッキングは黒、スカートについて「折らない、切らない、上げない」政治家の標語かと思い、なんだかなぁと思います。

私にとっては、どれもなぜ?と思う校則であります。やはり必要性も合理性もないと思います。

私が調査した2019年12月以降に、文部科学省が本年2021年6月「校則の見直し等に関する取組事例について」示し、校則について「絶えず積極的に見直」すべしとの方向性を示しました。

こうした動きの中で、川口市教育委員会としても、ブラック校則と揶揄されるような校則を解消していく方向で、積極的に見直していく検討すべきと思うが、川口市教育委員会としての見解を問いました。答弁は、以下の通りです。

『校則につきましては、6月8日付文部科学省通知を受け、校則の内容が児童生徒の実情、保護者の考え方、地域の状況、社会の常識、時代の進展などを踏まえたものになっているか、各学校に対し、見直しを進めるよう指導しております。さらに、市教育委員会と校長会役員の双方で、校則の内容や必要性について児童生徒や保護者との間に共通理解を図るとともに、児童生徒自身にも考えさせるなど、絶えず積極的に見直しを執り進めるよう協議したところでございます。』

このように、市教委と市内校長会役員による協議がスタートしております。校則を変える訳ですから、児童・生徒の自主的な意見も取り込みながら、現場で議論し進めていってほしいと思います。引き続き、この問題にも取り組んでいきます。
posted by 木岡たかし at 07:04| Comment(0) | 教育関連問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月27日

川口市のオンライン授業のさらなる活用方針が示されました!!!

川口市教育委員会が各学校に示した『当面の日程等』において、小学校の午前中は「通常授業」としか記載がなかったため、各家庭や児童の事情により登校を回避した場合に、学習の保障が出来ないのではとの危惧がありました。そのため望まれた場合は、すべての子どもにオンライン授業が提供できるよう要望をしておりました。

川口市教育委員会の説明によりますと、小学校の午前中について「通常授業」としか記載はないが下記のような方針を各学校に伝えたとの事です。

保護者から感染が不安で登校を見合わせたいとの要望があった場合には、オンラインで授業の様子を配信するなどの対応をとるよう各学校に求めている

オンライン授業の全面実施とは言えませんが、一歩前進だと考えます。
また、保護者や児童に対して、もっとわかりやすい形でメッセージを発することを引き続き求めました。
posted by 木岡たかし at 18:00| Comment(0) | 新型コロナウィルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

川口市でもオンライン授業の全面実施を!

川口市教育委員会が2学期の始業にあたって当面の対応策を発表しましたが、小学校の午前中の授業は通常授業しかなく、オンライン授業を選択できません。そのため、児童本人の事情(持病が喘息など)や感染への不安、ご家庭内に基礎疾患をお持ちの方が居るなどで、登校を控える選択をしたご家庭の児童の学習が保障できなくなります。
 各ご家庭の判断で登校を控えた場合にも、すべての子どもたちの学びを保障するべきです。

◎川口市教育委員会が示した当面の日程等
 9月1日(水)2学期始業式:通常登校(小・中学校)
        ※但し分散登校、オンラインでの実施も可とする
   2日(木)〜10日(金) ※2日から給食開始
   小学校・・・午前:通常登校・通常授業
         午後:分散授業・オンライン授業
   中学校・・・分散登校、分散授業、オンライン授業

 事情により登校を控える子どもの学びを守るためにオンライン授業の全面実施を求めます!

この間、オンライン授業の全面実施を川口市教育委員会に提案してきましたが、現時点では実現しておらず非常に残念でなりません。
2学期の始業まであと数日ありますから、引き続き更なる改善と工夫を求めていきます。
posted by 木岡たかし at 11:09| Comment(0) | 新型コロナウィルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月25日

コロナ感染爆発の今、小中学校でのオンライン授業の活用など柔軟な対応を川口市教育委員会に求める!

 菅政権の無策を主因として新型コロナの感染爆発が止まりません。
 そうした中で、最近の特徴は子どもたちにも感染が広がっていることです。7月初旬に比べて現在8月下旬において6倍以上も感染者数が増えてしまっています。デルタ株が蔓延する前までは、子どもは感染しづらいとされていましたが、その常識は既に過去のものです。感染ルートの中心と言われる家庭内感染において、「親⇒子」のルートに加え「子から親」ルートが増えていくことが予想されます。

 そうした中ですから、いま子どもたちの感染を防ぐことは、子どもたちを守ることと同時に、感染拡大から社会も守るためにも必要なこととなっていると考えています。
 小中学校の2学期の開始が迫る中、学校での対策をどうするか、大至急判断すべき時です。

【木岡の提案】
学校は2学期初日(9月1日)から開校するが、事情により登校を控える子どもの学びを守るためにオンライン授業を実施する。(※当然出席扱い)


⇒なぜオンライン授業が必要か?・・・
@ 喘息などの持病を抱えているハイリスクの児童・生徒をコロナ感染から守るため
A ご家族に基礎疾患などをお持ちの方がいる場合など、登校を控える選択をするご家庭のご家族をコロナ感染から守るため
こうした取り組みが、感染拡大を抑え、医療現場の過度の負担をこれ以上増やさない一助になります。ですから、オンライン授業を選択できる環境が必要だと考えます。


 ところが現段階において、川口市教育委員会の方針は、二学期(9月1日)から通常授業を実施するとの事です。分散登校の検討は進めているようですが。川口市教育委員会に対して、引き続きオンライン授業の活用を強く求めています。

 私は何も一斉休校しろと言っている訳ではありません。いきなり一斉休校すれば、昨年の安倍元総理が突然言い出して世間が大混乱した時の二の舞になります。
 多くのご家庭で、子どもらが元気に学校に通ってくれる前提で、仕事が成り立っているから当然です。また、給食が最も栄養価の高い食事となっている子や、家庭内での居場所に問題を抱えた子、家庭内暴力(DV)の問題など、様々な観点から休校には慎重にならざるを得ません。
 ですから、原則として学校は開校する。同時に、学校に通えなかったり、通わない選択をした子どもにも学びの機会を保障するために、オンライン授業を実施してハイブリッド式の学校を実現していくべきだと考えます。
今春には、川口市内の小中学生全員に、一人一台のタブレットを配布済みです。いま活用しないで、いつ活用するのでしょうか。

ちなみに26日から2学期が始業するお隣のさいたま市は、『登校を控える児童生徒が自宅から授業に参加できるよう、オンライン授業も導入する(8月24日付:日経新聞)』と報じられております。
posted by 木岡たかし at 20:54| Comment(0) | 新型コロナウィルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月16日

2021年7月15日(木) 川口市ワクチン対策室より現状等について聞き取り報告

7月15日の聞き取り報告(現状、今後、課題について)

 川口市では、医療従事者分を除いて4月12日の週から7月14日までに343箱(約40万回分)のファイザー製ワクチンが届いております。ファイザー製ワクチンは2回接種が基本ですので、20万人分のワクチンが川口市内に既に届いていることになります。
 ちなみに1箱に195バイアル(バイアルとは小瓶のこと)入っており、1バイアルから6回分のワクチンが取れるため、1箱で1170回分のワクチンとなります。(※195バイアル×6回=1,170回分)

これまでの川口市へのワクチン供給状況は以下の通りとなります。
◎ 4月12日の週    2箱
◎ 4月26日の週    1箱
◎ 5月3日の週    13箱
◎ 5月17日の週     63箱
◎ 5月31日の週   106箱
◎ 6月7日14日の週  58箱
◎ 6月21日28日の週  55箱
◎ 7月5日12日の週   45箱     7月14日までで合計343箱

今後の分かっている予定
◎ 7月19日26日の週 37箱
◎ それ以降は、2週間ごとに38箱前後の予定

これまで川口市で一番接種できている時の接種回数は、以下の通りです。
 ☆個別接種(5つの大規模病院含む)・・・1週間で約30,000回接種
 ☆市の集団接種会場(そごう跡地)・・・・1週間で約10,000回接種

国からの接種加速化の大号令のもとで、川口市では、各医療機関、医師会、市の関係部署などの尽力により、1週間で4万回の接種が出来る体制を整え、実現してきました。ところがです、国からのワクチン供給が急減しています。この間ご尽力いただいた皆さんからすれば、国の目測の甘さ、マネジメント力の不足から、突然はしごを外されたようなものです。

【国からのワクチン供給量が半減する今後はどうなるのか⇒接種回数が半減します】当たり前の帰結ですが・・・。
☆個別接種(5つの大規模病院含む)・・1週間で約15,000回接種の見通し
☆市の集団接種会場(そごう跡地)・・・1週間で約5,000回接種の見通し

このような状況のため、先日のブログにも書きましたが、7月中の既に予約が完了している方への接種は予定通り実施できるのですが、8月については当面新規の予約が取れない状況が続くこととなりそうです。

【川口市の今後の動き】
川口市は7月19日より8月上旬にかけて、12歳以上49歳以下の方の接種券を順次発送することになります。しかし、市内での接種予約は8月分のメドがつくまで予約できない可能性が非常に高いです。早ければ8月下旬にも予約の再開となる可能性もありますが、国からのワクチン供給量が半減し、さらに今後の見通しもハッキリしない中ですので、早期の予約再開は難しいのが現状のようです。

菅政権の一部か閣僚からは、あたかも地方自治体に既に配分したワクチンが、何らかの理由で滞っているかのような発言がありましたが、大きな間違いです。地方自治体や個別医療機関がワクチンをため込んでいる事実はありません。少なくとも川口市においては。
国が勘違いしているとすれば、それは、各自治体や医療機関が2回目のワクチン接種用に保存しているワクチンだと思います。『2回目ワクチン難民』をつくらないように、現場が確保しているワクチンを、1回目に使うこととなったら、その方が問題を起こすことになります。

※もし国が方針として、2回目を後回しにしてでも多くの方に1回目の摂取をするよう方針転換するならあり得ますが、そうした方針転換をしない中で、現場にワクチンが余っているかのような発言をするなら完全なミスリードになるでしょう)

※個別医療機関での接種については、医療機関ごとの状況が違うため、上記説明と異なる対応となる場合がございますので、ご確認をお願い致します。

菅政権は、地方に責任転嫁している暇があったら、少しでも多くのワクチンを確保できるように政府の責任を果たすべきです。

以上が、7月15日夕方時点での川口市ワクチン対策室からの聞き取り内容になります。ご意見等ございましたら、メールなどでいただけると助かります。



posted by 木岡たかし at 14:12| Comment(0) | 新型コロナウィルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月06日

川口市内の今後のワクチン供給体制について分かっている事(2021年7月6日午前10時)

先週から、全国でワクチンの供給不足が指摘され、自治体によっては予約が完了している分をキャンセルしなければならなかったりするなど、混乱が広がっております。残念ながら川口市も他人ごとではありませんが、現時点でわかっている今後のワクチン供給についてご報告いたします。

@現在、川口市内で予約の済んでいる7月中の接種分は、このままの体制で接種できます。予約できている場合は接種できるということです。

A8月以降については、埼玉県全体でワクチンの入荷が多い時の約半分となる見通しのため、従来よりは制限しながら接種せざるを得ないとの事でした。具体的な数や体制をどうするかは、国の施策が定まっていないため、埼玉県も川口市も明確な施策が準備できない待ちの状態となっています。

B川口市内の集団接種会場の予約状況は、7月3日(土)に5,000枠程度を新たに予約受付しましたが、3時間程度で予約が埋まってしまったとのことでした。そして現時点で7月の1回目の予約は埋まっている状況です。2回目の予約は若干空きがあります。

C市内5つの大規模病院の予約枠は、7月分の予約は埋まっており、8月分は上記理由により未定となっています。

現時点での川口市内のワクチン接種にかかわる情報になります。
情報自体は、刻々と変化しますので、接種を希望される方はご確認をお願い致します。
また、わたし木岡に直接お電話などを頂いても構いません。
posted by 木岡たかし at 09:54| Comment(0) | 新型コロナウィルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月17日

64歳以下の方に条件付きで接種券の早期配布を!

6月16日、川口市ワクチン対策室から6月議会に追加提出されたワクチン接種にかかわる補正予算の説明を受けた上で、以下の提案をしました。

☆64歳以下の方に条件付きで接種券の早期配布を
自衛隊が東京と大阪で運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターは6月16日午前0時から全国の18〜64歳を対象に予約を受け付け、17日に接種を始めることになりました。ただし予約に際して接種券が必要との事です。

これは、東京大手町の大規模接種会場まで行けない高齢者が多く予約が埋まらないことに対する措置です。この国の方針転換にかかわって、現在はまだ配布が始まっていない川口市内の18歳以上64歳以下の方々に条件付き接種券を早期配布することを提案しました。

川口市内の高齢者が行き慣れていない大手町までワクチン接種のために行くことは大変な苦労を伴いますが、東京都と接する本市には都心部へ通勤されている方も大勢いらっしゃいます。そうした方々にとっては、仕事の帰りなどに大規模接種会場に寄ることは可能です。

ですから、希望される現役世代の方々に大手町の大規模接種会場でどんどんワクチン接種をしてもうらことは接種の迅速化につながり有効だと思います。国の大規模接種会場で接種が出来るように現役世代の市民に早期に接種券を配布するべきです。

一方、川口市内で個別接種を実施していただいている医療機関や市内の5つの大規模病院での接種は、市内の高齢者にとって欠かせない接種会場ですから、現役世代の方々には市内の医療機関での接種は当面ご遠慮いただく条件付きで早期に接種券を届けることを提案した次第です。
※高齢者の接種のメドがつき次第、現役世代の方々にも市内の医療機関で接種してもらう形が良いと考えております。

接種者のすみ分けで接種の迅速化を
高齢者にとって遠方や暗い時間帯は接種に行くことが難しい時間帯ですが、都心部に通勤しいている方々が仕事帰りに国の大規模接種会場や川口駅前のそごう跡地に寄ることは可能です。

ですから、市内の集団接種会場(現在はそごう跡地1か所)の夜間の時間帯と国や県が設置する大規模接種会場で現役世代の方々にワクチン接種を開始していただき、川口市内の5つの大規模病院と個別接種をしてくれている医療機関では、市内の高齢者に接種していただく方法が良いと思い提案しました。

根本的には、国の大規模接種会場では接種券がなくとも接種すべきだと思います。これが出来ない点は、今の菅政権の力量不足と言わざるを得ません。

【この間の要望事項の進捗について】
その1、オペレーターが対応する電話予約の回線を増やすこと・・・残念ながら現状の50回線のままです。
その2、市内の集団接種会場を市北東部などにも設置すること・・・残念ながら6月15日から市内の集団接種会場が、そごう跡地1カ所になったままで、本日(6月16日)現在も市北東部への接種会場増設について市は後ろ向きなままです。

【今後の市内集団接種会場(そごう跡地)の予約について】
6月19日(土)13時から、そごう跡地での7月分の予約が開始されます。
posted by 木岡たかし at 06:00| Comment(0) | 新型コロナウィルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月16日

東川口駅前行政センターに入る予定のパスポートセンターのスペースを市民が利用できる場に!?

現在、東川口駅南口駅前において東川口駅前行政センターの建設が本年5月から始まっております。
東川口駅前行政センターの建設における問題点は、本年(2021年)2月6日〜8日のブログに記しておりますので、参考にしていただけると助かります。

これまで本年3月の市議会定例会においても、公共機関を入れるスペースは行政センターとパスポートセンターが入居するのみで、地域の市民が広く利用できるスペースは無いとの答弁に終始していた川口市が、一転して昨日(6月15日)下記のような答弁をしました。

西川口駅前に既にあるパスポートセンターに昨年度の利用者が大幅に減少したことを理由に『(東川口駅前行政センター内に設置予定の)パスポートセンターのスペースを市民の皆さんが利用できる場所として暫定的に利用するなど、新型コロナウイルス感染症が収束し、そのニーズが高まるまでは、柔軟に対応して参る所存であります。』

今までの市民要求に後ろ向きな回答に比べると少しですが前進したと思います。
しかし、お読みいただけると分かる通り、あくまでも『暫定的』に利用するだけであります。

ですから、ここからが勝負です!『市民の皆さんが利用できる場所』として永続的に利用できるように、地域の皆さんと一緒に引き続き声をあげていきたいと思います!

ちなみに、川口市内には既に西川口駅前にパスポートセンターがあります。同一の自治体内にもう一カ所パスポートセンターが必要だとのニーズは極めて低いです。こうした点からも、今後コロナが収束したとしても、東川口駅前行政センター内に必要な施設は、パスポートセンターではなく、市民が利用できる施設であると市側に伝えていきます!



posted by 木岡たかし at 13:38| Comment(0) | 東川口駅前行政センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月09日

基礎疾患のあるかたの優先接種に向けた事前申請の受付開始! ※受付期間:6月9日から18日まで

この間、求めてきた基礎疾患をお持ちの方への積極的な案内が開始されました。

以下は、川口市のホームページより転載です。

基礎疾患のあるかたの優先接種に向けた事前申請を受け付けます。
基礎疾患を有するかたについては、新型コロナウイルスワクチン接種において、高齢者に次ぐ優先接種の対象者として位置づけられています。基礎疾患を有しており、早期の接種を希望する場合、市に申請していただくことにより、優先して接種券をお送りいたします。

なお、60歳から64歳のかたの接種券は6⽉11⽇(金曜日)以降順次発送しますので、申請は不要です。

【対象者】
川口市内に住⺠票があり、基礎疾患を有する下記の年齢のかた
令和4年3月31日時点で13歳から59歳のかた(昭和37年4月2日から平成21年4月1日までに生まれたかた)
令和3年6月18日時点で12歳のかた(平成21年4月2日から6月19日までに生まれたかた)

基礎疾患の範囲
1、以下の病気や状態のかたで、⼊院または通院されているかた
1.慢性の呼吸器の病気
2.慢性の⼼臓病(⾼⾎圧を含む)
3.慢性の腎臓病
4.慢性の肝臓病(肝硬変等)
5.インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病、⼜は他の病気を併発している糖尿病
6.⾎液の病気(ただし、鉄⽋乏性貧⾎を除く)
7.免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む)
8.ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
9.免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
10.神経疾患や神経筋疾患が原因で⾝体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
11.染⾊体異常
12.重症⼼⾝障害(重度の肢体不⾃由と重度の知的障害とが重複した状態)
13.睡眠時無呼吸症候群
14.重度の精神疾患(精神疾患の治療のため⼊院している、精神障害者保健福祉⼿帳⼜は療育⼿帳を所持している、⼜は⾃⽴⽀援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)または知的障害(療育⼿帳を所持している場合)

2、基準(BMIが30以上)を満たす肥満のかた
※BMI=体重(kg)÷⾝⻑(m)÷⾝⻑(m)
※BMIが30の⽬安:⾝⻑170cmで体重87kg、⾝⻑160cmで体重77kg

【申請受付期間・接種券発送予定⽇】
(1)申請受付期間
・Webによる申請:6月9日(水曜日)から6⽉18⽇(金曜日)23時59分まで
・郵送による申請:6⽉18⽇(金曜日)まで(消印有効)

(2)接種券発送予定日
令和3年6⽉21⽇(月曜日)
※申請受付期間を過ぎた場合、対象となる方の年齢に応じて接種券が順次発送されますので、お手元に接種券が届くまでお待ちください。
posted by 木岡たかし at 10:59| Comment(0) | 新型コロナウィルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月08日

各公民館で始まった『ワクチン接種の代理予約』について

ワクチン予約の多くが、WEB予約のため予約が出来ない高齢者が多くいらっしゃいました。そのため、わたし木岡は電話回線の増加とともに各支所や公民館において予約サポートを展開するすることを求めておりました。

こうした働きかけもあり、さる6月1日から市内の各公民館において、市職員が接種予約の操作補助やパソコン・スマホを持たない方に代わって代理で予約する制度がスタートしました。前向きな変化です!ただ代理予約開始直後は、一部混乱もありました。

例えば、私の自宅から一番近い戸塚公民館では、代理予約がスタートした6月1日には120人以上の高齢者が行列をしてしまい、長時間待った挙句、予約できずに帰宅する事態も生じていました。
やはり、代理予約を受ける職員が、少ない日は2人、多い日でも5人と限られており、現場の職員の努力だけでは間に合わなかったようです。

現在、そごう跡地での夕方以降の時間帯には接種枠の空も見られ、代理予約をされる方の人数も徐々に落ち着いてきているようです。

ただし、そごう跡地はやっぱり遠かった

戸塚公民館で代理予約を希望された方の中には、そごう跡地では遠すぎるからやめると予約を断念される方もいたようです。当然です。
やはり戸塚地区、安行地区、神根地区等の市北東部にも集団接種会場を設ける必要があります。
posted by 木岡たかし at 11:34| Comment(0) | 新型コロナウィルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする