2011年01月29日

川口市・鳩ケ谷市の合併協議が一つの節目に!

合併調印式.jpg

 昨日28日は、第4回川口市・鳩ケ谷市合併協議会が開催され、『合併協定書』が承認されました。合併協定書は、合併の形を示すもので、主には以下の通りです。

@合併の方式・・・鳩ケ谷市を廃し川口市に編入する「編入合併」
A合併の期日・・・平成23年10月11日とする
B新市の名称・・・「川口市」とする
C市役所の位置・・・現在の川口市役所がある川口市青木2丁目1番1号
などなど・・・。これ以外の項目のほとんど全てにおいて、川口市の制度に統一することになります。

 合併協定書の承認に先立って行なわれた協議では、編入合併となる鳩ケ谷市職員の身分の取り扱いについて協議を開始しているのか。また、もっと両市の住民の納得を得るための努力をすべきではないかなどの意見が出されましたが、疑問の声が多勢となることはなく協議を終えました。

 その後、川口市・鳩ケ谷市合併協定調印式が行われ、埼玉県知事らが立ち会うものとで両市の市長が署名をしました。これで、合併までのすべての手続きが済んだわけではなく、まだ不確定な要素もあります。

 2月中旬から行なわれる両市の市議会において、合併に向けた議決が可決され、そのあと総務大臣の承認がされることが必要となります。

 皆さんは、合併についてどう考えますか?まだまだ住民的な合意は出来ていないのではないでしょうか?このまま合併に向かっていくことについて、皆さんのご意見もお聞かせください。
posted by 木岡たかし at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 合併問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月24日

川口市と鳩ケ谷市の合併問題について・・・。

 今月13日に開かれた「第3回川口市・鳩ケ谷市法定合併協議会」で、両市の合併に向けた是非を問う採決がなされました。新聞報道などでご存知の方も多いと思いますが、その結果は、賛成多数で合併を“是”とするものでした。

 しかし私は、いまだに両市の合併について、このままで良いのか疑問に思っています。なぜなら合併の是非について、合理的で積極的な理由がないと考えるからです。

 私のもとに届く声は、賛否両論です。感情的に賛成の人から、合併をしても財政的に改善される見込みが希薄なまま合併だけを進めることに疑問を呈する方などなど・・・。

 いずれにしても現段階は、市民的合意が醸成されたと言えないと思います。やはり、住民投票をして市民的合意の形成に市が努力すべきだと考えます。
 来月から始まる川口市議会3月定例会では、合併に向けた議決が求められることになる見込みです。さらに市民の皆さんの声に耳を傾けていきたいと思います。
posted by 木岡たかし at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 合併問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月11日

川口市・鳩ケ谷市の合併について川口市長が発言

 昨日の川口市「はたちのつどい」において、川口市長が新成人の質問に答える形で川口市・鳩ケ谷市の合併のゆくへについて発言していました。

 2月中旬から始まる川口市議会において、合併に向けた議決をしていきたいとの趣旨の発言でした。川口市と鳩ケ谷市の歴史的経緯や地理的条件などから合併が、両市にとって一つの選択肢であることはわかります。

 しかし合併の是非を問う前に大事なことは、合併によって市民にとってメリットがあるか否かということだと思います。そう考えると、鳩ケ谷市との合併にはメリットがあまりないと考えています。合併しなくても出来ることが多いからです。

 合併を全面否定するつもりはありませんが、両市にとって大きな問題ですから市民的合意のもとで進めるべきです。たとえば住民投票をして住民意思をしっかりと反映することが必要だと考えます。
posted by 木岡たかし at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 合併問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする