そもそも地方議員年金は、その財源の46・5%を税金で賄っていることに最大の特徴があるといえます。その額は、平成21年度では年間約187億円にもなります。川口市だけでも議員年金のため、本年度に約4,900万円もの税金が支出されているのです。
議員の掛け金を基本として制度が維持できるのであれば存続しても良いと思いますが、市民が納めた税金=公費に頼りきっているのが現状ですから、1日も早くやめなければなりません。
議員にだけ用意される年金制度など必要ありません。いま政治に求められることは、持続可能で制度間の不平等を解消でき、安心して老後を迎えられる年金制度改革に取り組むことです。一足飛びにはできませんが、年金の一元化を視野に入れた議論をしていく必要があると考えています。
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