2011年02月03日

川口市総合防災訓練などについて審議がなされました。

 2日午前10時から公有財産活用・災害対策特別委員会が開かれ、以下の内容について審議がなされましたので、主な内容について報告します。

△高機能消防司令・情報システム事業について
 老朽化した消防本部の救急・消防指令システムを平成24年1月までに取り換える計画が報告されました。市民からの救急車の要請や119番に対応するためのシステムであり、非常に重要なシステムです。今度導入するシステムが円滑に導入されるように、また市民の命や財産を守るための有効なシステムとなるよう求め質疑をしました。

△平成23年度の川口市総合防災訓練について
 同訓練の概要が報告をされました。今回は、時の総理も訪れることの多い「9都県市合同防災訓練」の会場に川口市が指定された関係で、大がかりに取り組むこととなります。
 我が国は、最近だけでも新燃岳の噴火、北陸から東北にかけての大雪など自然災害が多い国です。また関東では、いつ大きな地震があってもおかしくない状況にあり、防災訓練の重要性は高まっていると思います。

 そうした中で行われる今度の訓練は、全市的に各町会などに動員要請がなされることとなります。日時は、9月1日に行われることが確認されました。

△市街地施設付き住宅の耐震補強の進捗状況について
 仲町市街地施設付き住宅の耐震補強工事については、一部補償契約の遅れから今年度中の事業完了とはならず、来年度も引き続き努力するとのことでした。
 また、芝北公民館などが入っている北園市街地施設付き住宅は現在工事中で、中に入っていた芝北保育所は近所の柳崎小学校の4教室に間借りしている状態です。当該工事が、3月10日に完了する予定となったため、3月中には元の場所で保育が再開できる見通しなったことなどが答弁されました。
 また、幸町市街地施設付き住宅の工事も3月中には完了することが報告されました。
posted by 木岡たかし at 06:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 公有財産活用・災害対策特別委員会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月19日

川口市所有の未利用施設等を活用して保育所の増設を!

 本日(19日)午前10時から『公有財産活用・災害対策特別委員会』が開かれ、@消防団第7支団第3分団車庫の移転について、A市所有の未利用施設等の現状と今後のあり方について、B市庁舎の維持管理費について市側から報告がなされ議論しました。

 Aの川口市所有の未利用施設等についてですが、今回報告があり議論になったのは、以下の9施設です。
1、 青木町公園分室(旧児童文化センター)
2、 福祉総務課倉庫(旧青木東保育園)
3、 保育課分室(旧青木西保育所)
4、 旧横曽根保育所
5、 旧西保育所
6、 旧青木環境センター
7、 旧領家衛生センター
8、 旧領家下水処理場
9、 上青木選挙器材倉庫(旧教育研究所上青木分室)

 ご覧いただければわかるように、今回報告された未利用施設等には、閉鎖などした保育所が目立ちます。一方で、今年度の川口市の待機児童数は4月時点で102人となっており、保育所が足らない状態が続いています。(※10月1日現在の最新の待機児童数は11月に発表になる予定です)
 慢性的な待機児童が多くいる中で今回の報告では、以下のような方向性が示されました。

○2、旧青木東保育所は、引き続き倉庫として現状通り利用
○3、旧青木西保育所は、引き続き親子教室事業の実施場所として利用
○4、旧横曽根保育所は、老朽施設を解体して土地を売却
○5、旧西保育所は、老朽施設を解体して土地を売却

 保育所であった施設を、他の施設として利用するか、売却するとの方向性が出されました。しかし、これらの保育所が閉鎖された時期と現在の市民ニーズが大きく変化していることは明らかです。現状は、保育所が足りずに待機児童を多く生み出していますし、待機児童数にカウントされていない潜在的保育希望者は、もっと多くいます。

 今こそ、市所有の未利用施設、しかも以前保育所だった施設を活用して保育所の増設を進めるべきではないでしょうか。当該土地を、保育所用地として無償もしくは低廉な価格で貸し出すことなども市として検討すべきです。あらゆる力を活用して保育所を増やすよう、わたし木岡も知恵を絞りたいと思います。お気づきのことなど、皆さんのお知恵を是非お聞かせ下さい。
posted by 木岡たかし at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 公有財産活用・災害対策特別委員会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする