2011年04月15日

老朽化した議会を変えたい!まずは“市議会の見える化”を!

 今の地方議会の多くは、議員同士が議論する場がほとんどなく、各党・各会派の勢力図もある程度固定化してしまい、“マンネリ化”してしまっていると痛感しています。

 市議会の大きな仕事のひとつは、税金の無駄遣いはないか?条例や行政サービスが真に市民のためになっているのか?などをチェックしていくことです。
 しかし現在は、しっかりとチェックしなければならないのに、市長派になってしまいチェックの役割を果たせていないと思われる会派や、野党的スタンスばかりが目立つ会派など、本来求められている役割を果たせていないと考えております。

 市長提案の議案であれば、審議する前から可決が見えてしまっているような議会では、求められているチェック機能を果たしているとは言えません。

 また、議論の場であるはずの市議会において質問をほとんどしない議員がいることも、“マンネリ化”の一つかもしれません。
 市民の声に耳をダンボにした上で、議論をして、市民にとって大切なことは何かを考えて結論を出せることが必要です。この当たり前のことができる議員が増えなければなりません。

 支援してもらっている組織の判断に従うだけの議員ばかりでは、この現状を打開できないと思います。

 これからは、市議会が市民にとってもっと身近になっていかなければならないと考えています。
 政治の現状を少しでも市民にとって身近でわかりやすくするためには、市民から“見える市議会”としていくことが必要不可欠です。

 議会を変えていくために、市議会の休日・ナイター開催や議会の全面的なインターネット中継、市会議員同士がお互いに議論する場の創設などにより、市議会の見える化をしなければなりません。

 いま、わたしが取り組むべきは、旧来の枠組みにとらわれない市民の声に直結した市会議員であることだと考えています。そのために、市民の声に耳をダンボにして頑張ります。
posted by 木岡たかし at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 議会改革 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月12日

地方議会の議案「丸のみ」について・・・

 今日付けの朝日新聞が、地方議会の特集記事を掲載していました。

 今日の中心論点は、市長の提出する議案をすべてそのまま可決してしまう「丸のみ」議会についてでした。

 市長提出議案であっても、それが市民に有益な議案であれば、修正などせずに可決して良いと思いますが、毎年何十本も出される条例案などが、すべて疑問の余地もないことなどありえません。最終的に賛成するにしても、しっかりとした審議がなされた上で認められることだと思います。

 このブログでも書きましたが、川口市議会も含めてほとんどの地方議会には議員同士が議論を交わす場はありません。こうした点を変えていく議会改革が急務です。
 私は、昨年9月から議会改革小委員会に始めて携われるようになりましたが、議会改革の議論のテンポをこれまでより数段早くしていかなければならないと考えいます。

 また、問題点のひとつは、事実上の“市長派”となっている議員らが、自分らの考えはすでに市長提出議案に盛り込まれているからと、市長提出議案に賛成ありきで議会にのぞんえいると思われることだと感じています。

 地方議会の議員の大きな仕事の一つは、市長を先頭にした行政をチェックすることですから、行政のチェックが、実質的に機能する川口市議会にしていかなければなりません。今後とも全力を尽くします。また、皆さんのご意見もお寄せください。
posted by 木岡たかし at 23:52| Comment(1) | TrackBack(0) | 議会改革 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月12日

川口市議会 議会改革小委員会が開催されました!

 本日午前10時から議会改革小委員会が開かれ、質問方法の改善策や審議のインターネット中継などについて協議がなされました。わたし木岡も無所属クラブの幹事長として出席してきました。

 これまでの協議を経てもなお、合意ができなかった事項については、今年4月の市議会議員選挙で新たに当選した議員が再協議していくことになると思います。私もその場にしっかりと戻ってこられるように頑張らなくては!

 さて、本題に戻ります。
 本会議における一般質問について私は、質問する議員も答弁する役所も原稿を読み上げるだけで終わってしまう従来の議会を変えて、活発な議論のできる議会にしていくべきだと思います。そのためには、2会期通算制を見直すことと、質問時間の算出基礎を議員個人個人とした上で、制限のない一問一答方式を導入すべきだと考えています。
 しかし今日の議論でも、全会派間での合意には至りませんでした。

 原稿棒読みになってしまう上に、傍聴者にわかりずらいと指摘される「一括質問一括答弁」方式を、仮に残したとしても、質問制限のない一問一答を希望する議員には、完全なる一問一答方式での質問を認めていくべきです。

 また、インターネット中継については、今年5月の臨時議会から実施されることとなりました。

 引き続き、市民にわかりやすい、そして活発な議論が交わされる市議会を目指して議会改革に取り組む決意です!
posted by 木岡たかし at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会改革 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする