昨日9日、川口市のリリアメインホールにて加藤登紀子さんのコンサートが、市民が主体となって結成された実行委員会などの多くの力によって行われました。このコンサートは、縁が薄らいでいる現代社会において、文化の力で絆を!そして地域の力に!を目的に多くの無償の努力によって実現しました。個々の力は微力でもその力を結集すると大きな力になると痛感しました。昨日のコンサートの成功のために力を注がれた全ての人に敬意を表したいと思います。
わたし木岡も実行委員会のメンバーとして参加でき、昨日の成功をともにできたことを嬉しく思います。
コンサートには、発案者の安藤実行委員長の強い思いから、市内の障がい者施設や障がい者団体の方、また東日本大震災の避難者の方など約800人を無料招待して行われました。大震災で大きな被害を受け、原発事故により帰る故郷を汚された避難者の方々、障害を持っている方々、色々な思いや事情を抱えて日々懸命に生きている多くの市民。昨日のコンサートは、今の社会をとも生きる全ての人との繋がりや連帯の必要性を意識できる取り組みであったのではないかと思っています。
コンサート最終盤で、加藤登紀子さんと被災地への思いを込めて合唱されたコーラス隊(川口マイスター児童合唱団、新郷混声コーラス・カトレア、盛学2期会コーラス部、盛学コーラス隊)の皆さんの歌声も本当に感動的でした。また会場には、多くの避難町民とともに福島県双葉町の井戸川克隆町長、そして開催地川口市の岡村幸四郎市長も参加していただきました。
最後に、こうした市民の個々の力の結集が、災害対策や地域の安全確保など多くの場面で求められている現在、今後の引き続く活動が必要だと思いながら、昨日のコンサートを終えました。
posted by 木岡たかし at 09:17|
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