実施設計発注段階での市立美術館の建設費が、明らかになりました。
その額、42億円
そもそも、これからの川口市を考えた時に、多額の税金を投入して市立美術館を建設する必要が本当にあるのか。このことを市議会の場で何度も訴えてきましたが、市は着々と事業を進めています。
そうした中で、本年度は実施設計をする段階まで来ています。
質問では、市立美術館計画の実施設計の発注段階での総工費について以下のように聞きました。
『今回、実施設計に入るにあたり、美術館の建設費とリリアの改修工事を合わせた総工費は210億円にもなっております。ちなみに基本設計段階での総工費は、リリアの改修で123億円、それに美術館を合わせて150億円とされていました。すでに60億円も予算が増えています。そこで実施設計にあたり示された総工費210億円の内、美術館建設にかかわる建設費はいくらでしょうか。』
この質問への答弁が、『美術館建設の概算建設費は42億円でございます』
実質賃金が減り続けると同時に、厳しい物価高の影響をもろに受けている市民生活を考えれば、42億円もの巨額の税金を優先的に使うの先が美術館建設なのでしょうか?
私は、税金の使い道を間違えていると考えておりますので、引き続き、出来る限り市に対してモノを言っていきます。