本日(11月25日)子ども部からの聞き取り報告です。
ヤングケアラー支援事業として「(ヤングケアラー)実態把握調査委託料として138万円が計上されます。本年度、市内の小・中学校や市立高校の生徒らを対象に実施したヤングケアラーにかかわるアンケート結果をもとに、集計・分析・報告書の作成費として計上されるものです。
ヤングケアラーに関するアンケートだけでは、正直に答えられない児童・生徒もいるでしょうから、不十分な側面があることは否めませんが、この調査自体を否定するものでもありませんので、来年5月ごろに完成する予定の集計・分析結果をまずは待ちたいと思います。ただ、予算は少なすぎると思います。
同時に今後は、より具体的にヤングケアラーに寄り添い、本音を聞ける調査方法が必要になると思います。子どもらに一番身近な学校現場を通して、ヤングケアラーの状態にある子どもらに直接アプローチできる人員確保も必要になると思います。
次に経済部からの聞き取り報告です。
毎年川口市のスキップシティで実施しているDシネマのオープニングで上映されている映画は、県が費用を負担するなどして制作していますが、来年が川口市政90周年のため、川口市も製作費の一部として1,000万円を支出する補正予算になります。
1,000万円を川口市が製作費として支出した場合のメリットを経済部に尋ねたところ、川口市で映画の撮影をしてもらったり、エキストラに川口市民を使ってもらうことなどだとの説明がありました。シティプロモーションの視点は理解しますが、1,000万円で、エキストラや市内での撮影だけでは、効果はいかほどか大いに疑問です。
次に理財部からの聞き取り報告です。
財産の取得議案として、GIGAスクール構想の一環として、市内すべての小中学生に配布したパソコン端末の故障や破損時の交換のための予備機の購入費用として約1億4,000万円が計上されます。
1台単価51,000円のDynabook(OS:Windows10、メモリ:4GB、ストレージ:64GB eMMC)を2,490台購入します。
小学校用の予備機・・・1,600台
中学校用の予備機・・・800台
市立の附属中学校用・・・90台
学校現場では、机からの落下による破損も多いと聞きます。その原因は、学校の机の天板の小ささも大いに関係しているようです。昔ながらの教室の机では、パソコン端末を置いた時に非常に狭いそうです。だから授業中、作業をするときに落としてしまうのだそうです。
今後、机の買い替え時には、こうした視点も踏まえて大きめの天板の机を購入する必要がることなどについて議論しました。