わたし木岡は、火葬施設完成後の運営方法や火葬施設内に斎場を設けるか否かなどについて質問をしました。
火葬炉については、大きく分けて2つの方式があるのですが、川口市としてはご遺族が火葬炉の中を見なくて済み、焼骨の形態がわかりやすく、悪臭が残りにくい台車式火葬炉とすることになります。台車式火葬炉は、もうひとつの方式に比べ、火葬時間が長くなる(60分〜70分)ことと、設備コストが高いというデメリットもありますが、メリットの方が高いと判断したようです。
火葬炉の公害防止基準については、現在公表されている関係法令やガイドライン、マニュアルの中で一番厳しい基準を採用する予定との説明がなされました。数値も公表されています。ここでは省略させていただきますが、必要であればお問い合わせ下さい。
火葬施設完成後の運営については、川口市として運営のノウハウがないため直営方式は難しいと市として判断しています。そこで、業務委託の形や指定管理の方法を採用する方向での検討がなされています。運営方式についても、実際に利用する市民にとって安心できるものでなければなりません。また利便性や費用面で市民の納得が得られる施設でなければなりません。この視点で今後の議会での議論をするつもりです。
昨日のブログにも書きましたが、今後の火葬施設建設において、私が一番気にしていることは、火葬施設の中に斎場として利用できるスペースを確保するか否かです。
わたし木岡の質問に、保健衛生課としては、やはり民業圧迫とならないように基本的には斎場スペースは設けない方向との答弁でした。しかし、利用の少ないであろう午前中の時間帯の活用などで、時間が確保できれば斎場的事業もあり得るとの含みを残した答弁もありました。金銭的に厳しい利用者に対して低廉な予算での葬祭を提供することも欠かせない視点だと思います。今後も引き続き、この問題に取り組んでいきます。皆さんの声も是非お聞かせ下さい。