☆64歳以下の方に条件付きで接種券の早期配布を
自衛隊が東京と大阪で運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターは6月16日午前0時から全国の18〜64歳を対象に予約を受け付け、17日に接種を始めることになりました。ただし予約に際して接種券が必要との事です。
これは、東京大手町の大規模接種会場まで行けない高齢者が多く予約が埋まらないことに対する措置です。この国の方針転換にかかわって、現在はまだ配布が始まっていない川口市内の18歳以上64歳以下の方々に条件付き接種券を早期配布することを提案しました。
川口市内の高齢者が行き慣れていない大手町までワクチン接種のために行くことは大変な苦労を伴いますが、東京都と接する本市には都心部へ通勤されている方も大勢いらっしゃいます。そうした方々にとっては、仕事の帰りなどに大規模接種会場に寄ることは可能です。
ですから、希望される現役世代の方々に大手町の大規模接種会場でどんどんワクチン接種をしてもうらことは接種の迅速化につながり有効だと思います。国の大規模接種会場で接種が出来るように現役世代の市民に早期に接種券を配布するべきです。
一方、川口市内で個別接種を実施していただいている医療機関や市内の5つの大規模病院での接種は、市内の高齢者にとって欠かせない接種会場ですから、現役世代の方々には市内の医療機関での接種は当面ご遠慮いただく条件付きで早期に接種券を届けることを提案した次第です。
※高齢者の接種のメドがつき次第、現役世代の方々にも市内の医療機関で接種してもらう形が良いと考えております。
接種者のすみ分けで接種の迅速化を
高齢者にとって遠方や暗い時間帯は接種に行くことが難しい時間帯ですが、都心部に通勤しいている方々が仕事帰りに国の大規模接種会場や川口駅前のそごう跡地に寄ることは可能です。
ですから、市内の集団接種会場(現在はそごう跡地1か所)の夜間の時間帯と国や県が設置する大規模接種会場で現役世代の方々にワクチン接種を開始していただき、川口市内の5つの大規模病院と個別接種をしてくれている医療機関では、市内の高齢者に接種していただく方法が良いと思い提案しました。
根本的には、国の大規模接種会場では接種券がなくとも接種すべきだと思います。これが出来ない点は、今の菅政権の力量不足と言わざるを得ません。
【この間の要望事項の進捗について】
その1、オペレーターが対応する電話予約の回線を増やすこと・・・残念ながら現状の50回線のままです。
その2、市内の集団接種会場を市北東部などにも設置すること・・・残念ながら6月15日から市内の集団接種会場が、そごう跡地1カ所になったままで、本日(6月16日)現在も市北東部への接種会場増設について市は後ろ向きなままです。
【今後の市内集団接種会場(そごう跡地)の予約について】
6月19日(土)13時から、そごう跡地での7月分の予約が開始されます。