〜地域を見守る目を増やす〜
川口市内の小中学校では、平成26年9月から「川口市保護者緊急情報メール」を実施しておりますが、この仕組みは小中学生の保護者とスクールガードリーダーなどごく一部に限られています。各町会の防犯部や地域の自営業の方などにもさらに広く協力を求めて、地域を見守る目をもっと増やすことを提案しました。
教育局は、今後は「町会をはじめとした地域の方々にも緊急情報メールにご登録いただけるようにする」旨の答弁をしました。実現すれば、地域で多くの方が不審者情報を得ることになり、地域の子どもたちを見守る目が増えることになります。
〜保護者らへの迅速な情報提供を〜
昨年末ですが、市内のある小学校区域で不審者情報がありました。仮にA小学校としますが、その時にA小学校の保護者には不審者情報が送られたのですが、隣接するB小学校の保護者には不審者情報が送られませんでした。
これまでは、学校に不審者情報があった時、近隣の学校間での情報共有と当該学校での児童・生徒への通知は行われていましたが、保護者への不審者情報の周知をするか否かについて、現場判断となっていたため学校によって対応に温度差がありました。
わたし木岡は質問で、学校間で共有した不審者情報は、どんな些細な情報であっても原則は全て「川口市保護者緊急情報メール」を使って、迅速に保護者や地域の協力者に情報提供をすることを提案しました。
教育局としても、「川口市保護者緊急情報メール」を活用して些細な不審者情報も含めて保護者に情報提供していく旨の答弁をしました。