2021年02月06日

東川口駅前行政センター建設計画について   その1

〜市民の要望をほぼ無視した東川口駅前行政センター建設計画〜
〜18階建てのマンションの中に行政センターだけが、ちょっと入るだけ計画に・・・〜
 
 2020年9月29日に奥ノ木市長によって決裁された東川口駅前行政センターの建設計画は、これまで長年にわたり寄せられていた市民の要望をほぼ無視した計画となりました。この問題を12月市議会において取り上げましたので報告します。

 東川口駅前行政センターは、東川口駅周辺の戸塚地区のみならず、近隣の安行地区や神根地区といった本市北東部の市民からも多くの要望と期待が寄せられてきました。
 しかし、市長が決めた建設計画では、18階建て(地下2階分は駐車場)の建物を建設して、その建物の中の1階、2階は行政センターとする一方、3階から18階は分譲マンションとして売却してしまう計画となっており、18フロアの内16フロアとほとんどを分譲マンションとなってしまう計画です。
 このままでは、川口市(市民)の貴重な財産である市所有の東川口駅前の一等地を、切り売りすることになってしまいます。建設予定地は、東川口駅の南側ロータリーに面する駐輪場などとして利用されてきた場所です。

問題点1、地域住民の要望をほぼ無視
 
駅前行政センター建設時に併設してほしい公共公益施設として、長年にわたり地域の市民から寄せられてきた主な要望には以下のような項目がありました。
【市民からの要望が多かったのに建設計画に入らなった主な施設】
@ 公民館
A 子育て関連施設(保育園、託児所、子育て支援センターなど)
B 図書館
C スーパー、喫茶店などの商業施設
D 市民交流の場(展示スペース、ホールなど)など
現在の建設計画には、これらのどの施設も入っておらず、地域住民の要望をほぼ無視した形です。例えば公民館については、戸塚地区の人口急増のため、人口当たりの公民館数は市内10地区で一番少なく、予約が重なり使いたい時に使えないなど、新たな公民館が求められています。
 子育て関連施設についても、戸塚地区は市内10地区の中で最も住民の平均年齢が若く、子どもが多くいる地域であるため、増設が急務となっています。
 スーパーなどの商業施設については、戸塚地区の西側地域は東側地域に比べて大型スーパーが少なく、駅前にスーパーがあれば通勤客も含めて東川口の利便性向上が図れます。
 どれも必要な施設です。

〜市民の意見を広く聞かずに計画された〜

 東川口駅前行政センターは、本市北東部の行政拠点として非常に重要な意味を持つ施設ですし、多くの市民から要望も出されていたことを考えれば、地域の市民に広く要望を聞く場を設けるべきでした。しかし、行われたのは市民のほとんどが開催すら知らなった懇話会を3回開いただけです。しかも限られたごく少数の出席者からは、こんな計画で決められてしまうなんてと驚きの声が聞こえてくるありさまです。

〜なぜ市民の要望を無視したのか?〜

 なぜ要望のあった施設を併設しなかったのか、市の答弁は、建物が狭いからの1点でした。しかし、行政として使える床面積を18階中2階のみとする計画を誘導したのは市です。そして狭くしてしまった理由は、建設コストをかけたくないという財政的理由でした。
 財政が厳しいと言われて久しい現在、コスト意識を持つことはもちろん大切です。ただ限られた予算を、何に優先して使うかのメリハリが大事です。
川口市としても、これまで東川口駅前行政センターは、川口市の北の玄関口として、本市の重要な行政の拠点施設とするとしてきました。市北東部の重要な行政の拠点施設とするための必要な予算を投入すべきです。

東川口駅前行政センター建設計画について その2に続く
posted by 木岡たかし at 00:00| Comment(0) | 東川口駅前行政センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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