2019年02月09日

川口市の病院事業会計における債権放棄額は、なんと約4億7669万円

川口市議会3月定例会には、これまで積もりに積もった未収債権の放棄議案が出されます。
その中で病院事業会計における債権放棄額が、約4億7669万円(6,573件)にも上ることが本日(2月8日)の聞き取りで明らかになりました。

『債権放棄』とは、要するに川口市の病院事業として払ってもらわなければならない診療費を、払ってもらえなかった場合に、その債権自体を無かったことにするということです。要するにチャラにする訳です。

下記に示したような理由で、診療費を支払ってもらえない事例があることも事実です。
債務者が破産してしまったり、行方知れずとなってしまい追跡調査を考えると費用倒れとなってしまうケースなど、行政としても泣く泣く諦めるケースがあることも事実です。

とはいえ、税金も投入して運営している川口市の病院事業ですから、原則あってはならないことです。

債権放棄に至る原因は、以下の4類型です。
@ 破産:25件(約806万円)
A 所在不明:3502件(3億7388万円)
B 死亡:204件(7397万円)
C 少額:2842件(2077万円)※3万円以下の債権

古い債券は、平成10年代前半の債権も含まれています。
なぜ、これまで債権回収できなかったのか、真面目に支払っている方や納税者のためにも、しっかりとたださなければなりません。さらに、再発防止も求められます。

なぜ、これほどの額になるまで放置してきたのか。
過去の制度の変更もあって、不良債権化した債権を帳簿から外す扱いをしていたことが明らかになりました。
こうなると、市議会にその数字が示されないため、市議会におけるチェック機能も働かない仕組みとなっていました。

要するに臭いものにふたをしてきたと言われても仕方がない状態が続いてきたのです。
しかも、病院事業会計だけではなく水道事業会計など他にも債権放棄議案が3月定例会に出されています。
また、報告します。

木岡たかし
posted by 木岡たかし at 00:21| Comment(0) | 川口市議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。