その2、新庁舎の床面積が過大とならないためにホール建設は慎重にすべき
9月市議会での木岡質問の要約・・・新庁舎建設に向けた市民アンケートの中に、新庁舎に併設してほしい施設として「市民ホール」がありますが、現在地で建て替える前提で考えると必要があるか大いに疑問であります。
市役所の現在地と旧市民ホール跡地に建設予定ですから、市民ホールを建設してほしいとの意見が出ることは理解しますが、旧市民ホールが建設された当時には川口駅前の総合文化センターの「リリア」も「キュポ・ラ」もありませんでしたが、今はあります。川口駅周辺地域にはあれだけ立派な文化施設があるのですから床面積を大幅に使って建設コストを10億円単位で上昇させてまで併設させる必要性は乏しいと考えます。あったら良いなを積み上げてしまうと建設コストはうなぎ登りになってしまいます。財政難の中での建設であることを忘れてはならず、市民ホールの併設についてはかなり慎重に考えるべきです。
10月28日に示された「川口市新庁舎建設基本構想(素案)」に新たな加わった記述・・・市民ホール機能については、平成2年に川口総合文化センター「リリア」が、平成18年には複合施設キュポ・ラに市民ホール「フレンディア」がそれぞれ整備されたことにより、市民会館の機能はこれらの施設によって代替されたものと考えることもできます。
新庁舎整備の際には、施設機能の重複を避けて建設コストを増大させないためにも、市民会館が有していたようなホール機能は設けない方向で検討します。
建設コスト削減に向けたこうした動きを着実に進めていくために引き続き頑張ります。是非とも皆様からもご意見・ご要望をよろしくお願いします。